2008年07月15日

7月15日・ジクソーパズル(落穂拾い・ミレー)

新しいカテゴリーを作りました。
「好きな人や物」です。

第一弾、ジグソーパズルの「ミレーの落穂拾い

私がジグソーパズルに出会ったのは、結婚する前でした。
妻の家で談笑していると、妻の妹から、50ピースほどのジグソーパズルを完成させるように依頼されました。
私は、彼女から試されていると思い、必死で、その夜に完成させました。
完成した時、ピースの表面が、まるで私に感謝しているように、光っていました。
その時は、それで終わりました。

さて、結婚した後、殺風景な部屋に絵画が欲しいと、妻と話しました。
貧乏でしたから、絵画などは買えなく、代用品に選んだのが、ミレーの「落穂拾い」でした。
夕陽が落ちる少し前、薄暗くなった田畑で落ちた稲を拾う婦人たちの絵画です。

1,000ピースのジクソーパズルでした。
まず、これを設置する枠を買いました。
その枠の中で、枠に接する箇所から、ピースを並べます。
暗い画面ですので、何処にでも当てはまりそうなピースばかりだと思いました。
でも、正解のピースは、一つしかありません。
写真を見ながら、自分に正直に、根気よくピースを埋め込む事が必要です。
一番苦労したのは、婦人たちのスカートの色と、田畑の暗さの見分けでした。

ピースとの長い格闘の末、完成間近になった時、一つのピースが重複している事に気付きました。
その一つのピースを、製作会社から取り寄せて、完成させました。

光沢を持つピースに、糊を塗って、一体化すると、光沢が更に増して、本物の絵画のように感じました。
その上を、透明のビニールのカバーで覆い、枠で止めました。

苦労はしましたが、今、この絵画を見ていると、当時の時間を感じます。

「青春の時間の缶詰(canned food)(tinned goods)」です。

これを見ると、時間が溶け出します。


Only one who knows can really appreciate it.
posted by kandk55 at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 好きな人や物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする